|
一度見たら決して忘れないそのマスク。そのマスクから飛び出すアニメチックな音声には、不思議な華と安心感がある。彼を敵だと思う人はまずいない。でも彼は自分の芸をただひたすら披露する。すると客の方からついてくる。
勿論彼の魅力はキャラクターだけにとどまらない。例えばベートーベンの第九を大工のカッコでかなづち片手にどこか彼方を見て踊る。なぜこんなバカバカしいことを一生懸命やるんだろう?そう思った時、妙に可笑しくなってくる。でも彼以外に誰がこんな感性を持ち合わせていよう。そう、彼ならではの感性と発想である。たんたんと踊る無表情の中にもどこか人を楽しませようとするサービス精神が伺える.それが”笑い”というスキである。
独自の感性と発想をすべての原点とした、国民のマスコット。それがロバート・山田である。
|